雪の日の干し芋デイリー180g 180g x 1

日常用に、たっぷり、でもちょうど良い！ 定番商品の干し芋。 100gサイズの通常サイズより、もうワンサイズ大きい180gの箱入りがあるのですが、お土産にとても人気をいただいたのですが、「もっと日常的に、気軽に配れる同サイズがほしい」というお客様のお声を反映し、デイリーバージョンをご用意いたしました！ 100gサイズよりも、もっと日常的にたっぷり食べたい！箱入りほどちゃんとしてなくても大丈夫！という方はぜひ。

実は、干し芋なのに「さつまいもの味がする」と言われます

2013年から販売し続けて、実はお客さまから一番よく言われた言葉です。さつまいもは大地のありようをうつす作物。豪雪によって生まれるミネラル、夏の夜の寒暖差により凝縮される旨み。豪雪地という厳しくも美しい環境が、濃厚なさつまいもの味を生み出していました。思い通りにはならない自然を前に、それでも「だからしょうがない」と諦めるのではなく、農業者として、人間としてできる最大限の努力をして生み出した大地に忠実な商品たち。この子（さつまいも）たちは、力強い大地から生まれた、雑味のなく、力のある子たちだと思います。

「さつまいもの味がする」そんな言葉を守るために

2013年、たった10kgのさつまいもから始まった干し芋づくり。現在は13名の30代から上は88歳の農家さんたちで楽しく、そして味には厳しく栽培しています。 ①さつまいもは土を選ぶからこそ、畑を厳選さつまいもは土壌元来の力によって、味が大きく左右します。土壌調査、標高、土質など独自の記録を元に厳選し栽培しています。 ②収穫後、約2ヶ月の熟成 掘りたてのさつまいもは水分が多く、あまり甘くはありません。収穫後、雪が降る直前の寒さにじっくりあてて熟成させ、糖度16度以上に達したもののみ加工します。 ③有機物をたっぷり入れながら、農薬を使わず栽培 土を育てることを重視し、土そのものの力を引き出しながら、自然との共生を大切にしています。

あの子とこの子へ。でも自分用にも

ひとつひとつがちょうど良いサイズなので、あの子に分けるのもいいかな。でも今日のぶん、明日のぶん、と自分用にストックするのもいいかも。誰かと繋がったり、自分自身の大切な時間と繋がったり。

大切なあのひとへ、力を届ける干し芋を

豪雪地の季節はドラマチックに変化する。濃厚な緑がまぶしい夏、一気に色づく秋、全てを真っ白に覆う豪雪の冬、そして静かな冬から、少しずつ音が戻り、命のかがやきに溢れる春。くらしの中に、突然おとずれる特別な瞬間。心がうごき、こわばった体がゆるむ。私たちの干し芋づくりは雪の止まぬ日々に気持ちが沈んでいたとき、農業の師匠から「おい、お茶飲んでかねぇか」と声をかけられたことから始まりました。あの日、この雪が春には命の源となること、厳しさを乗り越えて、必ず春が来ることを教わりました。皆さまにとって、そして干し芋を贈る大切なあの人にとっても、心穏やかな素敵な冬となりますこと、願っております。山から吹く風に乗せて、冬を越すあのひとの心をあたためますように。